わたあめをください

いつか、嫉妬されるような文章を。

初めての論文

お久しぶりです、ナツカワです。

 

いや、下書きには結構記事が溜まっているので久しぶりじゃありませんが、どの記事も8割で止まっていました。

集中力ないですね。

 

今回はもう、とりあえずで書きます。

日本語でも英語でも、仕事で文章を書き過ぎて

飽きました。

正直やめたい。はやく実験したい。

 

去年の11月末に国際シンポジウムでオーラルで発表しました。

結果は上々、

質疑応答で、こうするともっと面白いんじゃない!と言われたり(それも計画してるんです、と答えました)

発表後nativeのお兄さんに肩をちょいちょいとされ、英語上手いね!と褒められ

完全に有頂天になっていました。

 

あ、もうこれ賞もらったわ。

と思いましたが、残念ながら若手研究者(40歳以下)の手にいきました…。

いやー、私の方が素晴らしい発表だったんだけどなぁ…。笑

 

まぁそんなこんなで、学会に出たら

プロシーディング(会議録)を書きます。

私が出た学会では、査読付き論文として認められるので、出さなきゃ損です。

 

4月末に締め切りで、

余裕を持って2月、3月とちょいちょい書いていたのですが、まぁボロボロで。

前々から準備してたはずなのにな?

おかしいね?

 

何故か4月になってましたし、肝心な内容は英語力がなくて、先生に怒られるどころか、あまりに酷過ぎて、くちごもっていらっしゃいました。

 

もう苦笑いするしかないです。

 

あーあ、気まず〜

 

まぁその気まずさを乗り越えて、

指導教官だけじゃなく、定年退職された教授ともめちゃくちゃやりとりをして

なんとか5月5日、投稿に漕ぎ着けました。

コロナでバイトはお休みだし、

時間があって本当に良かった…!

 

あ、論文なんて往々にして締め切り過ぎてしまうものですよね〜。(ダメ)

 

ずっとずっと、ホームページログインして

査読状況みてソワソワしてたのですが

 

その返事が今日きました!!わーい!

minor revision!

rejectじゃなくて本当に良かったです。

 

早く返事を返さないといけないのだけれど、取り急ぎ、ブログを。

 

あと、コメントにbeautiful workって書いてあっててめちゃくちゃ嬉しいのですが、これってレフリーの褒め言葉として結構言われる感じでしょうかね?

お世辞的な?

 

私は単純なので、認められた感じがして嬉しいです!

 

研究やってて良かった…!!

 

 

 

出張

書くのがとても久しぶりになってしまいました。ナツカワです。

 

ここ2ヶ月くらい怒涛の忙しさで、人生ムリムリになっていました。

 

11月なんて毎週出張あるレベルで…あり得ないですよね。

人生辛い。早く楽になりたい。

 

 

という事で、来年の私へ。

 

出張実験は計画的に。

秋にずれ込む実験があるなら、学会は入れない。

もしくは学会に行きたいのならば、夏までに実験を終える。

 

でも、学会にめちゃめちゃ出たいマンなので

(準備期間は後悔する)(毎回死にそうになってる)(そして太る)

学会を優先したいですね。

そもそも研究成果がないと学会には出れないのだけれど、今のところは運良く結果が出て(?)いるみたいなので…

人に会うために、土地の名産を楽しむために、発表せざるを得ないですね。

 

 

ということで、急に学会発表経験してのまとめ。

個人的な学会発表における精神的負担

  1. オーラル(口頭発表)
  • スライド作りは楽(何枚でも増やそうと思えば増やせられるからね)
  • 直前まで変更可能(日本語の場合のみ)(英語力ないから大幅な変更は良くない)
  • 15〜20分は孤独な戦い、沈黙を破るために話すbotになる(静かに聞いてくれてるだけ)
  • 発表前は死にたくor死にそうになる
  • 質問対策してもあまり意味がない
  • というか脳死して、質問が脳に届かない
  • 真っ白になりながら答えている
  • 終わればハイになる

 

  1. ポスター
  • ポスター作るのが無理。人生の終わり。レイアウトの微調整本気でイライラする。お菓子爆食いマシーンになる。ゴミ箱の大量のポッキーのゴミを先輩に驚かれる。
  • 刷ってしまえば終わり。誤字も諦めるしかない。ハイになる。
  • 2時間立つけど個人的なディスカッションで楽しい。
  • 終わればハイになる

 

結果…どちらも辛い。つらいドラッグ。

準備が辛いか本番が辛いかの違い

(ポスターは緊張しないレベルの精神力はある)

(オーラルでも眠気が襲い寝ていたけど)

 

 

はぁ、早くポケモンしたい…。

横浜で買って帰りよ、と言われたし、ありすぎる…。

でも、まだペーパーも書かなきゃ…。

 

ペーパー書いて、溜まりに溜まっている計測結果の解析とクソみたいな授業の準備と、春の学会の準備と初夏の学会のアブストとこれからの実験計画立てるのと……まだ探したらありそうで人生無理。そりゃあ無理よね。ムリムリ。

 

 

今までもめちゃめちゃ爆走してきたって感じがするのに、

(半年弱しかしてない研究の報告をオーラルでさせるくらいの指導教官だからね)

なーーーーんもタスクが減らない!

タスクをこなすと倍増するレベルで増える!いぇい!じゃなくて、ぴえん

 

 

3月に良い報告が届いたら、ちょっと気持ちは楽になるかな…?

 

 

大学院生(M1)

お久しぶりです、ナツカワです。

 

なんというか、まぁ、本当に忙しすぎて

全然更新できませんでした。

 

日常の98%を研究に占領されているので

コンテンツがありません。

 

あるとしたら、害悪な先輩労…

毎日毎日愚痴が止まりません。困った。

ちなみに軽く列挙しておきますと

  1. 自分のミスを私のせいにする
  2. 話していても黙っていてもうるさい(ため息、エンターキー音、咳払い、突然の叫び、デカすぎる独り言)(あー!やっちまった!!と叫び出す)
  3. 繊細な作業をしていても大声で名前を呼んでくる(毎回びっくりする)
  4. 指導教官に後日教えてもらうと約束をしてあるから、今教えてもらわなくてもいいと断ってもしつこく教えたがる(この先輩に教えてもらっても飛び飛びの説明でよくわからない)
  5. 人の話を聞かない、遮る
  6. 実験においての常識がない(グローブボックスの試料出し入れする空間に試料置きっぱで週跨ぐ)(この試料をどうするのか聞いた上で、片付けてっていうから、私が片付けたのだけど、感謝も謝りもしない)

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証拠写真。ブチギレそう。

 

などなど…エピソードが絶えません。

同じテーマがこの先輩だけな故、本当にキツすぎる…というか、こいつはマジでポンコツすぎる。(恐らく入学して5ヶ月の私の方がデータが多い)

 

でも夏休みから居室であまり遭遇しておらず、ストレスも減少しております。とても幸せです。ありがとうございます。

 

ということで、特殊な先輩持つと苦労が増えるのですが…

本来はそこではないです。

 

研究は楽しいです。

こんなに楽しいことがあるのかと驚くくらい。

加速器施設で加速器の写真撮って喜んでいる工学女子になってしまいました。いかつい。

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こんな装置を外部施設に使わせてもらいに行きます。(自分の写真もあるのですが、公開してもいいのか不明なので、QSTから引用)

量子科学技術研究開発機構https://www.qst.go.jp/site/taka/2165.html

 

この後、照射後の試料持ち帰ってずっと眺めていました。気持ち悪い大学院生です。

 

実験や解析は楽しいのに、ありえないくらい忙しいので心はいつも厳しいです。

タスクが終わった、しばらく自由だ!と思えば次のタスクがやってきます。

 

最近はタスクが終わらん…死ぬしかない…と思っていても、次のタスクがやってきています。

 

最近は重タスクが3つ増えて死んでます。

いっそ、ころしてくれ…

 

せっかくだし、学会出ない?と言われますが、学会に出るためにまたデータ集めないといけませんし、アウトプットもしなければなりません。

そもそもまだ5ヶ月なので、データもそうですが、理論的なところの甘さも大分あります。

アウトプットがなかなか出来ません。

ただでさえ、私はアウトプット能力が低いというのに…。

 

うーん、と渋っていると強制はされないものの、圧をかけてくるので(大人の事情も含め)やります、と頷くほかありません。

 

お金も時間も精神的にも余裕がないのが大学院生と言われますが、本当にそうです。

研究が好きじゃないのであれば、大学院生にならない方がいいです。

私は好きなので、死にかけながらも楽しんでいます。(指導教官は気分で怒る人ではないですし、他の先輩方もいい人で、尊敬しています。人間関係いい)

 

 

私みたいなちょっとキモい人であれば、大学院楽しいですけどね!!

社会人であれば、金銭的な余裕はあると思うので、社会人大学院通われることもいいと思います。

(大学の友人が社会人大学院通うかもしれないと言ってた)

 

まぁ、何が言いたいかといいますと

研究は頭の良さ云々ではなく、やる気が全てです!

 

この記事を読んで、大学院いいかも…と思った方は是非、我が研究に!!

他大学からも、他国からも積極的に大学院生募集しております!

 

お金の使い方

こんにちは、ナツカワです。

 

 

自己啓発本みたいな(?)題名にしてみました。

(自己啓発本めっちゃ嫌いだから読まなくて知らないけど)

 

 

父の会社の前に自動販売機があります。

ここで利益を上げてもしゃーないから

(本業とは全く関係ないですし)

ということで、通常の自販機よりも

20〜30円ほど安く設定してあります。

(あれはどれだけ利益を上げたいか決められます)

(貸し出し代と原価みたいなのは取られたはず)

 

 

ある時、近くで事故があって警察から防犯カメラの映像の提出を求められた時に確認していたら、深夜から早朝4時ごろにかけて

ずらっとタクシーが並んでいたそうです。

(普段はタクシーなんて通らない)

 

普通の自販機よりも安いので買いに来るのでしょう。

結構長い時間停まっています。1時間とか。

 

明るくなるとタクシーも始業なのか、居なくなってます。

 

夜中にこんだけ守りしてもらったら、安心やわと父は呟いていました。

 

防犯カメラを設置する前は、強盗がよく入ったそうです。

カメラが設置されるとパタッと止んだそうです。

 

それでも人気がある方が防止にはなりますよね。

 

 

自販機の飲み物を高々30円安くして売るだけで夜の番を(頼んでいないのに)してもらえるなんて願ったり叶ったりです。

 

 

それを狙ったわけではなくとも

そういうお金の使い方もあるということです。

 

それに安くしても小さな利益は出ます。

会社の人も通行人も買うそうで

たぶんちゃんと利益は出ているのだと思います。

常連さんがいるみたいなので。

 

 

こんなこと、自己啓発本に書いていたりするのでしょうか。

していたら、買って読んでみますね。

 

 

デーモンコアくん

こんにちは、ナツカワです。

 

最近流行っていますね、デーモンコアくん。

 

放射線に関する授業ばっかりを受けているので

少しだけ解説を…と思いました。

(専門知識を持たない方向けです)

もし、間違いがありましたらご指摘ください。

なお、クレームは受け付けません。

 

 

デーモンコアはご存知の通り、半球の真ん中をマイナスドライバーだけで支えて

くっつかないようにしているものです。

 

 

デーモンコアくんは、必ずマイナスドライバーを吐き出してくっついて青い光を出す、というオチで締めます。

 

周りにいるうさぎさんたちは

光を浴びると消えてしまいます。

かわいいですね。

中性子線を浴びて、笑顔で消えることができるなら幸せです。

実際はもっと悲惨です。

 

青い光の正体

あの青い光…なんでしょうね?

 

あれは、チェレンコフ光と呼ばれるものです。

(諸説あり)(Wikipediaにはチェレンコフ光ではないと記載されています。計算式も書いてありますが、ソースがないので個人的解釈だと思われます。つまり、私は信じていません)

 

チェレンコフ光は、砕いて言えば

荷電粒子が物質中をその物質中の光速度より速い速度で移動するときに、エネルギーが光となる現象です。

基本的に空気中で起こる現象ではありません。

 

では、なぜ青い光が見えたのか。

 

JCOの臨界事故で、3人の方が放射線を浴びてしまったそうです。

(私が生まれた前後に起きた事故なので、知りませんでした。)

 

そのうちの1人が、"青い光が見えた。"

と証言しているそうです。

 

しかし、現場を映すビデオで確認しても青い光は見えないらしいです。

 

 

 

青い光が見えた理由は、人の眼の水晶体に放射線が走って、チェレンコフ光と同じ現象が起きたのではないか、ということです。

 

目を瞑っていても青い光が見えるそうです。

(中性子線は軽くまぶたを透過するので当然)

 

 

 

なんでデーモンコアくんは怖い?

実際には中性子線が拡散されるので

身体中のDNAが引きちぎられます。

(放射線は基本的には結合をちぎる、と思うといいかもしれません)

 

なので、水晶体や小腸など

古い細胞から新しい細胞に変わるのが早い部分ほど

(ちぎれてしまったDNAを治せないままに健康な細胞が死んで、新しい細胞が作れなくなってしまうからですね)

放射線に弱く、すぐダメになってしまいます。

 

そういう訳で、デーモンコアをくっつけてしまった博士はすぐに亡くなってしまいます。

 

放射線の線源から遠ければ遠いほど

身体的影響は小さくなっていきます。

(当たり前)(短期間に大量の被曝をするとヤバい)(同じ被曝量でも長期間にゆっくりな被曝だとマシ)

 

つまり、放射線が怖いと思われる所以はDNAが壊されることにあります。

 

 

中性子線の遮り方

ちなみに、放射線の種類によって効果的な遮蔽物質は変わってきます。

デーモンコアくんが発する中性子線はとても小さいので、ターゲット物質が大きいと弾性衝突が起きにくいです。

放射線は弾性衝突を繰り返してエネルギーを失っていくので、遮蔽物質は水素原子を多く含む水です。

(コンクリも)

 

放射線について一般的な認識しか持たれていない方は、鉛などの重元素(原子番号の大きいもの)を遮蔽に使うと思われ、意外な事実なのではないでしょうか。

 

 

 

以上、放射線を扱う材料屋さん(?)のお話でした。

 

 

就活のはじめ

こんにちは、ナツカワです。

 

 

前回の投稿は下書きしたまま放置してたものですが

あいも変わらず学校があまりにもしんどいので、院を脱したくなりまして

(もともとはドクターを考えていた)

就活をしております。

 

ここしばらくはESを書いていたので、執筆欲(?)みたいなのが消失していました。

楽しかった〜!

 

就活始めた理由といたしましては

学校生活キツくて、バイト出来ませんし

賃金発生しない上に、学費は吸い取られていくからです。

(ぬるま湯なので学費払っていませんが…)(ごめんなさい)

 

と言うわけで、

インターンですね。

本年度から就活の体制が変わるらしく

(知らなかった)

いつ採用してもおっけー☆

らしいですね。

 

そんなん、え?

私みたいなやつ、インターン行かないと爆死するやん。

 

って具合になりまして

企業というものがどういうものかすら分かっていないので

インターンに行きたいな、と思いました。

 

もし就活も爆死したら博士進んで

(きっと)行方眩まします。終活、なんつて。

おもんなさすぎですね。

Twitterの更新がなくなれば、死んだと思ってください。

 

 

あ〜御社〜祈らず受け入れてくれ〜。

 

 

この間某社のセミナーに行きました。

そこで、B3の人とGWをしたのですが

その人は友達の代わりに来たらしいです。

その友達というのが、男前らしく

顔採用でB3なのに内定を頂いているそうです。

某バチェラーの方が働かれている会社ですね。

(言っていいのかな、これ)

 

…羨ましい!!

私も整形したら、顔採用されますかね。

内定もらうのにコスト高すぎですね。

 

でも整形したら、某CAじゃなくて

アナウンサー目指すわ。

 

 

 

なんだかんだ

こんばんは、ナツカワです。

 

 

慣れない環境に大勢で足並みを揃えていたならまだしも

一般的とは言えない行動をしているので

毎日きっついです。

 

もう2ヶ月経つのに、慣れません。

週7日ある中で、5日は学校に行っているのに

全然慣れません。毎日しんどいです。

 

大学院生になんて、なるもんじゃないです。

ほんとに。

 

全国の院生の方は本当に尊敬します。

すごい。

私はずっと限界で、今にも溺れそうです。

 

意味がわからないくらい忙しくて

忙しくて全然手が回らないのに

指導教員にタスクを振られるし、急かされる

仕事が次から次へと出てくるし貯まってくる

 

実験したら、試料が得られる。

計測が終われば、データが取れる。

データが取れたら、解析を行う。

解析を行い、判断をする。

 

全部大変。

実験なんて高校からしたことないし、

解析なんてしたことない。

学部では、データが揃っていないのに判断をすると足元すくわれるから、

判断はしない方がいい、と言われていたので

はじめてのコトばかり。

(判断するのが良いのだけれど、能力的にできない)

 

偶然にも、測定器が壊れてしまったので

少し余裕ができたものの

(研究が進まないのでモチロン良くない)

出張に向けて、自らこうしたいと提案を出してしまったので、解析するものが増えてしまいました。

 

1つのコト、例えば計測

めっちゃ時間かかるのね、

準備も計測も片付けも。

 

やっと計測が終わって、データが取れた。

嬉しい、こういう結果になるんだ!すごい!

と思うのですが

データが取れた瞬間、解析するものが出来るわけです。

1つ片付いた瞬間に次のタスクが出来るのです。

終わりが遠い。

 

仕事をした感じ、疲労感はあるのに

課題は降り積もっていくのです。

だから、溺れるあっぷあっぷな感じがするのだと思っています。

 

取れたデータを指導教員に渡すのだけれど

グラフにして、べたっと渡したら

次の日にすごく綺麗になって返ってきました。

 

ごちゃごちゃと混乱して、べたっとしたグラフが

整頓されて、比較できるようのグラフも並べてありました。

とても綺麗な感じで、まぁ指導教員はプロですけれど、感動しました。

あー、ちゃんと結果が出てる、こうしたらわかるのか、というふうに。

 

うーん、こわい、グラフだけで性格が出ます。

使い方が全然わかっていないという言い訳をさせてもらいたいのですが

言い訳は要らないので勉強します…。